YogaDoor

2019.09.02

残してくれたモノ☆残していきたいモノ


ベルリンからキャスリンが来てくれたあの日から、ちょうど昨日で一ヵ月。
この岩国錦帯橋空港での別れも、もう随分と前の様だ。アシスタントのミワさんの写真が相変わらず冴えてる、有難い。


数日前、行きつけの美容室でこんな本を見た。
驚いたのが、作者がマシンガンズという芸人の方だということ。画を書いているのが奥様ということに更に驚きというかホッコリ。
芸人としての収入が厳しく、奥様の妊娠を機に清掃員を始めたそうです。今はその現実を受け入れ、この仕事があって芸人を続けられることを感謝しているとか。わかるわ~でも今回のテーマはそこでは無いので広げませんココは(笑)
でも、何が当たるか、キッカケになるか解らないもんですね。腐っちゃダメですね、ムダなことなんて無いんですね。


ナンシーが初めて宮島に来た時に驚いたのが、ゴミを拾う姿。
それから何度も宮島に来てくれていますが、何度も見てる画です。
とても自然に当たり前の様に拾って歩き続けます。ボクの仕事はそれを受け取ることです(笑)
普段生活してて、そんなことする人あんまり見たこと無かったのでビックリしました。

そして、一ヵ月前のキャスリンの来広。
宮島でまたゴミを拾う人を見た、それも以前見た時よりも激しく拾う人を(笑)
キャスリンは、今日は清掃活動に来たんですと言わんばかりにゴミを拾っていた。
この人、本気なんだって。好感度、人の目を意識したりとか、そんなことの為じゃなくて。
本当に世の中が少しでも優しくなって欲しい、良くなって欲しいという願いから。


キャスリンが発ってから、ボクはレジ袋をもらわない様に徐々になっていった。
キャスリンは一度も強制や押し付けはしなかった。淡々といつも通りの生活を見せてくれた。
何だろう、自分もそうしたいと自然と思うようになり、気付けばマイバッグを持参する様になった。
そうすると何が起こったか。気分が良かった。

お店の方も手間が省け、反射的にありがとうございますと言われる。ありがとうが一つ増えた。
家に溜まっていくビニール等、様々な袋が減ってスッキリしていく。心地良い。
自己満足だろうけど、少し優しくなれた気がした。これだけでも良いことだ。

キャスリンもナンシーも、行動を見せてくれ、優しい気持ちを残してくれた。

キャスリンがデザインした、お土産のトートバッグが買い物で大活躍中です。ありがとうキャスリン。


こういうことをアシュタンガヨガを通して、お伝えしていきたいです。
それがゴミ拾いでも、マイ箸やマイバッグでも何でもよくて。
少しだけ優しくなったり、気分が良くなったり、心が軽くなったり。
大切ところは自分から、そうしたいと思い始めること。とても自然に。

アシュタンガヨガって、そんなヨガだっけ?そんなこと起こる?
そんなヨガです。そんなこと起こります。

キャスリンやナンシーを始め、ボクの周りにはアシュタンガヨガを通して、そういう心持ちを伝えてる先生が何人もいます。
アシュタンガヨガは、優しくなれるヨガなんです。
世の中にも。人にも。自分にも。

だからボクは、このヨガが大好きなんです。


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Category / 日々

拝啓、アシュタンガヨガ

2008年10月~現在。
ヨガを始めた年から今日まで書き続けてきた、私の代名詞でもあるブログはこちら。


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