YogaDoor

アシュタンガヨガについて

2020.02.06

少しずつヨガを生活に取り入れていく☆


昨日朝のビギナークラスで、また嬉しい声を聞かせていただきました。
遠方から来てくださっている方で、お子さんもまだ小さく毎週参加というわけにはいかない様子。
ご本人はとても来たいそうで、昨日も前夜からリュックを準備して行く気満々だったそう。子供の時の遠足みたいですね(笑)嬉しいな。

その方が嬉しそうに報告してくれました。
『先生がこの前、キッチリ全部やろうと思わずに覚えてる範囲で少しずつ家でもやってみてと言ってくださったので、やってみました。今まで生活とヨガは切り離れたモノで距離がありましたが、それが近付いて来て生活の輪の中に少しずつ入って来ました』と。
いやーまた泣きそうでした(笑)

教えてもらっている所までキッチリ全部やらなければいけないという気持ちを強くお持ちの方が多く、でもそこまでキッチリやる自信は無い、だから家ではやらない。そういう流れで家では練習に手が伸びない方が多いです。
キッチリ全部やるか、全くやらないか。


少しずつでいいんです。
覚えている範囲まででいいし、うる覚えの手探りでもいいし、またスタジオに来て確認すればいいことです。
実践することがすべてですから。とにかくやってみる。やってみてから考える。

太陽礼拝だけでもいい、太陽礼拝Aを1回でもいいし、マットの上に立つだけでもいい。
10分やれば10分ぶん何かが変わってくるし、3分やれば3分ぶん何かが動き出します。
ほんの少しならやってもムダなんてことは無いんです。

その方も始めて見ると自分には結構時間があることにも気付かれたみたいで、思った以上に練習もできたみたいで。
前回からフルプライマリー(第1シリーズ全行程)に入ったのですが、それを思い出しながら家でやっていた様でした。
昨日の練習では、しっかり最後まで戸惑うことなくカウントに合わせてフルをやり切ってました。
前回から昨日までの家での練習で、確実に前進されていました。変わってました。

いつも楽しそうに練習されてる方ですが、更に家での練習により充実感が湧いて来ているのが見えました。
ただただ楽しいだった笑顔の裏に力強さ、自信が見え始めます。一人での練習が進んでいくと。

会う度に輝いていく彼女に元気をもらっています。
ありがとう。

2020.02.05

アシュタンガヨガはいくつになってもできます☆


一昨日夜から月曜夜のマイソールクラスがスタートしました。
開始時間よりも結構早めに来てくださった、初対面の方。
聞けば、ヨガドアに来られるのは二回目のご様子。Miwa先生のクラスに一度来られた方でした。
とある海外の南の島で暮らしている方で、広島に帰省時に練習に来てくださいます。

既にアシュタンガヨガを実践中の方の初めて見させていただく練習は、あえて、ほとんどティーチングをしない様にしています。
年に一度か二度の方も同様です。二回目三回目と通われ始めていただいて、少しずつココのアシュタンガヨガをお伝えし始めます。

単発の練習生の方には、とにかくご自分の普段の練習を心地良くしていただきます。
私は練習を止めることなく、その方のアシュタンガヨガをただただ受け入れ、観察します。

練習後、その方の現在のやり方のままで、こうすれば練習が更に深く心地良くなるのではないかということを、少しだけお伝えします。それは呼吸に関することが多いかも知れません。

南の島にあるアシュタンガヨガ・スタジオに通うその方も、とっても心地良く練習をされていました。
私が実践しているやり方とは違う点も多く、とても勉強になりました。

帰り際にお話しする中で『私、いくつに見えますか?』と聞かれ、最後にご年齢をを聞いてビックリ!
60歳を超えてらっしゃいました!見た目はもっと若く見えますし、とても力強い練習をされていました。
5年前にヨガを始められたそうで、最初からアシュタンガヨガがご自分に合ったそうです。

『年齢は関係ないです、いつまでも練習できますから』と、嬉しそうに話されていました。
通っているスタジオの先生からも、大切なのは年齢ではなく呼吸なんですと言われているそうで、とても良い先生に習われていると感じました。

そうです。

アシュタンガヨガは、いくつになってもできます。

丁寧に大切に練習をされ、とっても活き活きとして爽やかな笑顔で帰られた、その方がまた教えてくださいました。

2020.01.21

アシュタンガヨガは優しいヨガです☆


ちょうど一週間前の昨日まで、佐賀県は唐津で、私の先生であるヨナシロツトムによるアシュタンガヨガWSが開催されていました。
唐津では初開催。主催の朋子さん、お疲れ様でした!大成功おめでとうございます!


その朋子さんも在籍されている、佐賀県唐津市の『yoga studio ACTOMO』代表の上妻智子先生も参加されていた様子で、私はまだお会いしたことは無いのですが、SNS上で今回のWSをレポートされている上妻先生のブログに、たまたま辿り着きました。
拝読させていただくと、とっても響く言葉が沢山胸に届き、これはぜひ御紹介させていただきたいと、ご本人にご挨拶メールをお送りし承諾をいただきました。上妻さん、ありがとうございます。

上妻先生ブログ ⇒ https://ameblo.jp/koudumatomoko/entry-12566871193.html
yoga studio ACTOMO ⇒ https://actomo.jp/


アシュタンガヨガは優しい。

このシンプルな言葉が逆に新鮮で斬新な気がしました。そして今一番自分がお伝えしたいことかも知れないと、強く入って来ました。
アシュタンガヨガを始めて一年経っていない方からのコノ言葉は、とても嬉しいモノで、普段から朋子さんや今回ツトム先生やケイタがアシュタンガヨガを大切にお伝えしている画が浮かんできました。

このブログにも書かれている通り、アシュタンガヨガは呼吸ができれば誰にでもできます。
どんなアクロバティックなポーズでも、呼吸ができていれば、それはできています。
できているというのは、アシュタンガヨガをしている、実践しているということ、です。

アシュタンガヨガは、どんな時でも、人に優劣を付けたり、区別したり、選んだり、拒んだり、否定したり、判断したり、しません。
アシュタンガヨガは、ポーズが組めない人を卑下することなど、絶対にしません。
それをするのは、いつも人です。


そして、アシュタンガヨガは何処へも行きません。離れていくのもまた、人です。
何かを理由に練習を中断してしまったからといって、やめる必要なんてないんです。またいつでも戻ってくればいいんです。
アシュタンガヨガは、いつでも同じようにそこに居て、同じように迎え入れてくれます。何度でもまた始められるんです。


アシュタンガヨガに触れたとき。
このブログの最後にもある様に、自分は自分らしく、無理せず背伸びせず、のびのびと生きていこう。そう思える様になります。
変わらぬ生活の中で、少しずつ自由になっていくことができます。

アシュタンガヨガの始まりは、競争の始まり、ではありません。
競争の終わりの、始まりなんです。

アシュタンガヨガは、どこまでも力強く。
どこまでも、優しいヨガ。なんです。

拝啓、アシュタンガヨガ

2008年10月~現在。
ヨガを始めた年から今日まで書き続けてきた、私の代名詞でもあるブログはこちら。


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