YogaDoor

2019.10.02

丸くなりましょう☆


アシュタンガヨガは他のヨガと大きく違うところがあります。
アサナ(ポーズ)を実践している時にバンダという技術を取り入れて行うのは、アシュタンガヨガか、アシュタンガヨガから派生したヨガのみだと思われます。

3つのバンダの内、ほぼ2つのバンダを使ってアサナを実践していきます。
バンダは目に見えない、感じることに時間を要し、とても大切なモノなので、時間をかけて何度かに分け記していきます。今回は簡単に流します。

1つ目がムーラバンダ。根を意味し、身体の底の部分を意識するバンダ。解り易く言うと、骨盤底筋がわずかに引きあがる様な感覚。
2つ目がウディヤーナバンダ。お臍から指4本下位を内側にわずかに引き込む様な感覚。
この2つのバンダが連動し、エネルギーが作られ身体を巡っていきます。

アシュタンガヨガは、このバンダを重視というか中心に置き、全てを実践していきます。
なので、全体的に下腹部に集中した姿勢となり、全てのポーズにおいて丸みを帯びた姿勢となります。


例えば、ダウンドック(下向きの犬のポーズ)。
アイアンガーヨガなど、アライメント(均整・調整)を重視する多くのヨガでは、この様に背筋を真っすぐ伸ばす、又は若干凹んだ姿勢となります。


アシュタンガヨガでは、この様に丸みを帯びた姿勢となります。


他のほぼ全ての前屈のポーズでも、同様の丸みを帯びた姿勢となります。
多くのヨガでは前屈の時、折り畳みケータイを折る様にピッタリとお腹を付けます、隙間が無い様に。


アシュタンガヨガでは、そこに空間が残る様に、丸みを帯びた姿勢となります。
座っておこなうシッティングポーズなどの場合(最初の写真等)、空間を残したまま、先ず額を付け、余裕があればスライドして顎を付ける。そういった流れとなります。

アシュタンガヨガはポーズの見た目の美しさは追及していません、バンダをロックしキープし続けることが最優先なので。
ちょっと変わったヨガ、なんです(笑)

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拝啓、アシュタンガヨガ

2008年10月~現在。
ヨガを始めた年から今日まで書き続けてきた、私の代名詞でもあるブログはこちら。


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